[フォーラム開催レポート]グッドキャリア企業アワード大賞受賞 大同生命様ご講演

2018年3月1日

「多様な人材が働きがいを感じながら能力を発揮できる企業風土づくり」

2018年2月22日、今回のベストプラクティスフォーラムは、グッドキャリア企業アワード2017(外部リンク)(https://career-award.mhlw.go.jp/)大賞受賞の大同生命保険株式会社人材力向上推進室の三田小太郎様に「多様な人材が働きがいを感じながら能力を発揮できる企業風土づくり 」と題して、大同生命様のお取り組みについてご講演いただきました。

大同生命保険株式会社人材力向上推進室 三田 小太郎様


当日は、多種多様な業種の皆さまにご参加いただき、大変参考になったとのお声を多くいただきました。
実際に取り組まれ、成果を上げられている企業の生の声を伺えることは貴重な機会と捉えていただいたようです。

大同生命様には以下の観点からお話しいただきました。

  • 新たな企業価値の創造を図っていくにあたり、これまでの「均質化」を図る方針から「多様性を引き出す」方針への転換
  • 人事制度や人材育成体制の整備
  • 取り組みの推進基盤としてのポータルサイトの役割
  • 今後の展開

ポータルサイトのデモンストレーションでは、実際のWEBサイトの画面を見ながら、サイトの構成や運用面での工夫などをお話しいただきましたので、ご参加企業様からは「ポータルサイト導入にあたって具体的なイメージができた」というご感想をいただきました。

「社員プロフィール公開」「キャリア相談制度」「ポータルサイト運用上の工夫」

参加者の皆さまの関心が特に高かったのは、「社員プロフィールの公開」「キャリア相談制度」「ポータルサイトの運用上の工夫」についてでした。

社員プロフィールの取り組みの導入はハードルが高く感じられる傾向があり、さらに「社員同士のキャリア相談の実施」となると非常に興味深いテーマのようでした。また、ポータルの運用に関しては、社員にサイトにアクセスしてもらうための工夫として、サイト更新情報「メルマガ」の発信、掲載内容や頻度の工夫、ユーザー投稿ページの設置などのお話をいただきました。これはポータルサイト導入を検討されている企業様にとって大変参考となる内容だったかと思います。

エンゲージメントの観点から見たポータルサイトの役割

後半のお時間を少しいただき、ウィルソン・ラーニングからは「多様な人材が学び、学び合う風土づくり」として、エンゲージメントの観点から大同生命様のお取組みをお話しするとともに、エンゲージメントポータルの役割、効果についてもお話させていただきました。また、近年ご相談いただくことの多い、受講者同士、社員同士の「学び合い」に関するトピックも取り上げさせていただきました。

Techデザイングループ EPソリューション 部長 岡 憲明


4,5人ずつのグループに分かれて着席いただき、お互いに課題共有 していただく等、参加企業様同士の交流の時間もありました


本フォーラムを通じて、人材の多様性を活かす取り組みと、その推進基盤としてのポータルサイトの役割と効果についての理解を深めていただけたのではないでしょうか。本日の内容が、ご参加企業様にとって人材育成に関する取り組みを検討される際のお役に立てば幸いです。

大同生命様、お忙しいなかご協力くださり、ありがとうございました。