「働き方」は自分で変える!

2018年8月29日

「働き方改革」で「働き方」は変わったのか?

「会社の働き方改革への取り組みで、あなたの働き方は変わりましたか?」
この質問に対し、働き方が変わった人2割、変わらない人8割という調査があります。
あなたはどちらですか?

「変わった」という方の中からも、「時間に追われて気持ちの余裕がなくなっている」とか、「残業が減った分給与が減った」というネガティブな意見が聞こえてくることがあります。
それでは、誰のための働き方改革なのか?ということになってしまいます。

もちろん、「働き方改革」が騒がれる前から、ワークライフバランスを重視して主体的に働き方を変えてきた人もいます。「働き方改革」の流れに乗って、うまく働き方を変えることができた人もいます。

働き方を変えられる人、変えられない人の違いはどこにあるのでしょうか?

「働き方」は変えられる

会社は「働き方改革」を企業戦略として位置づけ、さまざまな制度の改革やシステムの導入、業務の見直しなどの施策を打ってきました。
しかし、改革を実感できない人の、「実感できない理由」には、次のようなことが上がっています。

  1. 改革が現場に合っていない
  2. 業務効率化ができていないまま時短をするので仕事があふれる
  3. 職場の理解がなくて、柔軟な勤務制度が利用できない
  4. 組織風土が変化を妨げている

会社には、「会社の目指す働き方改革」があり、働く個人一人ひとりには「個人のありたい働き方」があります。
両者をマッチングさせなければ、持続可能な真の変革は実現しないでしょう。

変化にはさまざまな障害が立ちはだかります。それを乗り越えるためには、何より自分にとって価値がなければ意欲も涌かないし、頑張れません。
そして会社にとって成果がなければ評価や支援を得ることはできません。

両者をマッチングさせて、充実感と成果を手に入れるために、必要なことは何か、考えてみましょう。

主体的に「働き方」を変えていける力

ウィルソン・ラーニングは50年以上にわたって個人のパフォーマンスについて研究し、働く環境作りのサポートをしてまいりました。これまでの調査と長年の人材育成の経験から、「能力のある人」と「能力を発揮できる人」の違いには、仕事内容や組織での役割に左右されることのない「主軸スキルの組み合わせ」(スキルセット)が影響していることがわかりました。

このスキルセットはあらゆる環境に応用でき、変化に適応する力となります。これを「移転可能なスキル(Transferable Skills)」と呼んでいます。つまり、どんなに「仕事上の能力(Work Talents)」が高くても、「移転可能なスキル」が弱いと、十分に能力を発揮できない上に、変革を成し遂げることもできないということが言えます。

「移転可能なスキル」は、大きく3つの領域に分けることができます。

「移転可能なスキル」を磨く

先に挙げた、「働き方改革」でみなさんが「改革を実感できない理由」、いわばみなさんの前に立ちはだかっている改革への障害を乗り越えるために役立つスキルを磨くプログラムの例をご紹介します。
今回は、特に「意図的なコミュニケーション」の領域と、「自己充実感」の領域からピックアップします。

ITS コミュニケーション力向上コース

コミュニケーションの取り方で、仕事のしやすさは驚くほど変わります。
あなたは、周囲の人にとって一緒に仕事をやりやすい人?やりにくい人? コミュニケーション調査で、自分がふだん意識せずにとっているコミュニケーションのスタイルを見直すことができます。チームの雰囲気、職場の風土は変わらないとあきらめていた人にも、ぜひトライしてもらいたいプログラムです。

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MT ミーティング改革 実践スキル

会議が効果的に運営できるか否かは、主催者と参加者双方の責任にかかっています。
仕事に占める会議の時間は平均15%、多い人は30%を超えることも。会議の生産性アップは、あなたの仕事全体の生産性アップに大きく影響します。会議に影響を与え、貢献するための基本的な知識やスキルを身につけ、「会議は変えられる」という勇気と自信を持ってもらえるプログラムです。

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TM タイム マネジメント

時間管理の成否は、20%のスキルと80%の意志にかかっています。
単に時間管理のスキルを修得するだけでなく、現在の時間管理に関する問題の分析を行います。また、時間管理の前提となる、自身の価値観について改めて考え、明確にします。自分の心を深くのぞき込む機会をえることで、充実感を持って仕事に取り組み、成果を上げていくことができるようになるプログラムです。

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CCV キャリア バイタリティの創造

現在の仕事ぶりを、「才能の発揮(Talent)」、「目的意識(Purpose)」、「求める仕事環境(Environment)」から見つめ直し、本当にやりがいを感じられるような「ビジョン(Vision)」を作り上げていきます。
“他人とは違う自分の価値観”や“自分が提供したい・できる価値”を発見し、それらと自分の今の仕事ぶりを結びつけ、次の日からの、やりがいを持って仕事に取り組む「キャリア バイタリティ」を得るプログラムです。

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ご紹介した4つのプログラムは、すべておひとりから受講ができる定期公開セミナーを開催しています。 ぜひ、ご活用ください。

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