パフォーマンスが高い組織では、成果そのものを向上させるということよりも、「パフォーマンスと充実感」を高めることにコーチングの主眼が置かれています。そのような環境にいるメンバーは、自分の仕事に積極的に取り組み、継続的にスキルを高める努力をし、成果を上げることに集中します。
「LFP パフォーマンスリーダー基本モジュール」の「コーチング」モジュールでは、新任/中堅のマネジャーに必要とされる、部下を成功へと導く環境を作り出すためのコーチングの考え方とスキルを学びます。
プログラムの方法論:どのように修得するか?
「コーチング」モジュールには、日々の業務を支援するためのツールとしてコーチング プランナーとスキルカードが用意されています。これらを使うことによって、参加者は新たに身につけた考え方やスキルを、実際の業務に当てはめることができるようになります。
学んだことを実践していくためには、参加者のマネジャーに早い段階から関与してもらい、参加者の成果向上に向けたコーチを行うようにすることも、学習を成功させる鍵となります。
主な学習項目
期待を明確にする | : | 目標達成の質を向上させるために、期待を明確に表現できるようになります。 | |
言動と結果を観察する | : | メンバーを適切に観察できるようになります。 | |
考えを尋ねる | : | メンバーに考えを話すよう促したり、適切に聴いたりできるようになります。 | |
行動計画を立てる | : | メンバーとの間で前向きに合意することができるようになります。 | |
サポートする | : | 成果を上げるための最適な環境を作ることができるようになります。 |
期待される効果
効果的で構造化されたコーチングのアプローチを用いることで、組織に競争優位をもたらすことができます。また、メンバーの可能性が引き出され、「パフォーマンスと充実感」の向上にもつながります。
マネジャーは、コーチングの焦点を、成果を管理することからパフォーマンスを向上させる環境を作り出すことに転換することができます。
その他のモジュール
「LFP パフォーマンスリーダー基本モジュール」では、新任/中堅のマネジャーに必要とされるリーダーシップの基本的なスキルを修得するためのアプローチを提供します。LFPは以下のモジュールで構成されています。
- 目標設定(Setting Goals for Success)
- コーチング(Coaching for Performance)
- 評価(Reviewing Performance)
これらのモジュールを組み合わせて実施することで、より優れたパフォーマンス マネジメントを実践するための考え方とスキルを身につけることができるでしょう。
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社は、人材・組織開発の分野で、グローバル2000、フォーチュン500、各国の新興企業などを対象にコンサルティング・サービスを提供しています。常に社会の変化や市場のニーズを敏感に捉え、いち早くそれらに対応すべく、グローバルでより最適なサービスを提供できる体制を作り上げてきました。これまで世界50か国(30言語)でリーダーシップやマネジメント、営業力強化のプログラムを提供し、人材と組織の開発に関するお手伝いをしています。