管理者は部下とともに仕事上の成果を上げ、目標を達成していかなければなりません。それと同時に部下の動機づけを高め、成長を促すことも管理者にとって重要な役目です。
部下を動機づけ、育成するために、管理者には次のような姿勢、取り組みが期待されます。
- 管理者として部下の望ましい言動を維持・強化していくための指導をしている
- 部下の習熟度に合わせた(部下一人ひとりに合った)指導をしている
- 部下の職務遂行の結果をきちんと客観的に評価し、育成のためのフィードバックにつなげている、など
「MHPプロフィール」は、このような部下の成長を促す望ましい言動を管理者が行っているかどうかを客観的に測定する調査です。
調査の概要
「MHPプロフィール」では、管理者の日頃の活動について管理者本人に振り返ってもらうとともに、部下からその活動がどのように認識されているかを知るために、部下からの直接の評価も測定します。
育成マネジメントプロセス
目標設定 | : | 部下との合意に基づいた目標設定を行っているか | |
観 察 | : | 日頃から部下の仕事ぶりを確実に把握しているか | |
コ ― チ | : | 部下の職務遂行能力を向上させるために、効果的な支援・指導を行っているか | |
評 価 | : | 期間評価時の対応は公平かつ公正で、納得できるものになっているか | |
育 成 | : | 部下の成長に向けての能力開発/育成計画に関する討議を効果的に行っているか |
その他に、よりよいマネジメントのためのヒントとして、次のようなことも測定します
- コミュニケーションスキル 部下とよい関係が築けるようなコミュニケーションができているか
- 認知や評価の傾向 本当に客観的な評価が行えているか 客観的な評価や判断のさまたげとなるような認知的な癖はないか
- 部下の成長の実感と満足度 育成の原則は部下に実感されているか 部下は成長しているという充実感や満足感を抱いているか
期待される効果
コース前調査として実施:
コースへの参加を動機づけたり、学習効果を高めることができる
コース後調査として実施:
コースで修得した学習内容の浸透・定着を助けることができる
実施ステップ
調査後のステップ
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社は、人材・組織開発の分野で、グローバル2000、フォーチュン500、各国の新興企業などを対象にコンサルティング・サービスを提供しています。常に社会の変化や市場のニーズを敏感に捉え、いち早くそれらに対応すべく、グローバルでより最適なサービスを提供できる体制を作り上げてきました。これまで世界50か国(30言語)でリーダーシップやマネジメント、営業力強化のプログラムを提供し、人材と組織の開発に関するお手伝いをしています。