5/21講演報告「L&D Best Practices: 5 Approaches to Be More Strategic」

2018年5月7日

ATD2017 初日の21日、セミナー会場にて、当社David Yesford, Senior Vice Presidentが、調査から見る人事戦略のあり方と成功に導く5つのアプローチをテーマにお話しさせていただきました。EXPO開始前の夕方の講演にも関わらず、当日会場が埋まるほどの方々にご参加いただくことができました。
ご来場いただいた皆様には心より御礼申し上げます。
アトランタのGeorgia World Congress Centerより、ウィルソン・ラーニングの浅井が5/21の最新情報をお届けします。

講演内容

  • L&D(人材開発)の組織における役割とは
  • 調査から見た戦略人事の成功アプローチ
  • 自らの組織の人材育成部門の実態を知る方法(L&D Audit)

講演では参加者と一緒に「視点を変える」ためのエキササイズを参加者同士の意見交換も交え、終始参加者の間での気づきと笑いの絶えない講演となりました。

参加者のほとんどが現在社内のL&Dに携わる役割を持ち、講演ではL&D Auditを実践しながら、それぞれの組織の戦略人事の強みと課題について話し合いました。

Yesfordから人材育成部門は、組織の他のどの部門よりも人の可能性を肯定的に捉え、社員一人ひとりの力を最大限に引き出すことができ、組織にとって重要な役割をもった存在であることをお話しさせていただきました。組織と個人のビジョンや期待を連携させ、戦略的な動きが求められています。

また昨年度約500社を対象とした調査から、戦略人事を成功させビジネス発展に繋げるためのアプローチとして5つのポイントを紹介しました。

  1. Strategy:組織の経営戦略との連動させる
  2. Priority:教育への投資がいかに組織の競争優位もたらすか視点を変える
  3. Leader Involvement:人事計画にシニアリーダー層を巻き込む
  4. Consulting Skill:組織の中で「信頼できるアドバイザー」になる
  5. Impact:人事戦略を支える情報やビジネスへの影響を収集・分析する

【ATD 2017展示ブース】ウィルソン・ラーニングのブースご紹介

いよいよ明日からExpositionが開催されます。本日は出展準備を行いました。

ブースの準備を行う各社関係者の様子

ウィルソン・ラーニングのブースは#1214になります。

本日講演しましたYestfordもブースにおりますのでお気軽に足をお運びください。

【Global Village】世界各国からの参加者との交流の場

ATDにはGlobal Villageと言う、世界各国から来た参加者と交流できる場があります。 大きな世界地図に自分の名刺を貼りながら、さまざまな国からの参加者との会話を楽しむことができます。

【Keynote Speakers】明日から講演始まります。

基調講演もいよいよ明日から開始します。

明日は双子のNASA宇宙飛行士としてアメリカでは有名なMark and Scott Kellyによるチームワークやリーダーシップ、逆行を乗り越える方法、変化に立ち向かうための方法をテーマにした講演です。

◆ ATDホームページ:https://www.td.org/

■ レポート

浅井 綾子
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社
プログラム開発担当(米国駐在)
米国ミシガン州立大学コミュニケーション学部卒、同大学院修了。異文化コミュニケーション、医療・公衆衛生分野を対象としたヘルス・コミュニケーションを中心に研究。在米日本語補習授業校 初等部教師、日系医薬品開発業務受託機関(CRO)での勤務(クオリティマネジメント、メディカルライティング)を経て、2015年ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社に入社。2017年5月より同社米国支社に駐在。

2017ATDレポート

ATD最終日!5/24参加講演報告 「ATDから見えてくる最新の『脳科学』、『働き方』が人事のあり方を変える理由」
5/23参加講演報告 「組織変革にもっとも重要なこととは?」
5/22参加講演報告 「ATDから見る人材育成のトレンドは?」
5/21講演報告「L&D Best Practices: 5 Approaches to Be More Strategic」
What is ATD 2017